1616BBS 無料レンタル掲示板 空の下 茜色の恋心
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額田王 (ぬかたのおおきみ)の和歌

【~あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る~】

現代訳:

茜色に染まる紫草の野を行き、その御料地の野を歩いてる。

野の番人は私たちを見ているかもしれない。 

あなた、そんなに袖を振ふらないで。

★ここでの袖を振るとは(手を振る)、現代とは意味合いが違います。

袖を振るとは、現代で言う告白、求愛の意味になります。

野守が気づくかもしれないのに、そんなことはお構い無しに堂々と求愛をしてくる大海人皇子(のちの天武天皇)に向けて額田王が詠んだ和歌ですね。

大海人皇子は、この和歌に返歌します。

【~紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも~】

現代語訳:

紫草のように美しいあなたを憎く思うのなら、人妻のあなたをどうして恋しく思うでしょうか。

このとき、額田王は天皇(天智天皇)の妻でした。

この時代は一夫多妻でした。

かつて、大海人皇子と額田王は夫婦だったことがあり、二人の間には子どもも居ます。

当時は大海人皇子の実兄(天智天皇)が天皇です。

が、大海人皇子(のちの天武天皇)はお兄ちゃん(天智天皇)に額田王を略奪婚されて、悔しかったのかもしれませんね。

これらの和歌は紫野に出かけたときのものです。

紫野は天皇家の御料地で、男たちは鷹や鹿狩り、女たちは薬草を摘んだと言われてます。

額田王は2人の天皇に愛された女性です。

素敵な女性だったのでしょうね。

茜色のように燃える恋心…ですね。




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2017.08.29 Tue l 日記 l コメント (0) l top

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